内外構造株式会社では「働き方改革」の一環として「働きやすい環境づくり」の取り組みを行っています。
そこでは社員家族の「職場見学会」を実施しています。これは「ライフワークバランス(仕事と生活の調和)」を目的とし家族の仕事に対する理解を深めるとともに社員家族のコミュニケーションによってお互いの家族の尊重と協調性を深め効率的な業務の推進に活かすことを期待するものです。
これ以外においても「働きやすい環境づくり」の取り組みとしては「育児・介護休業制度」の導入、そして「時差出勤制度」などの業務時間の適切な管理と運営、特に重要視しているのは個人のスキルアップとして「資格取得支援制度」「社内研修会・講習会各種開催」などの取り組みを行っています。
こうした取り組みによって従業員の仕事へのモチベーションが向上し、従業員各自のやりがいや充実感を感じながら働き、仕事上の責任を果たすとともに、家庭や地域などにおいても、子育て期・中高年期といった人生の各段階に応じて多様な生き方が選択・実現できる企業づくりを目指します。
その結果として「労働生産性の向上」「作業の効率化」そして「現場業務の安全性」を確保することがねらいです。
事業内容 | 開催日 | 参加人数(家族) |
---|---|---|
社員家族の「職場見学会」 | 2024年8月7日(水) | 4家族 |
社員家族の「職場見学会」 | 2023年12月25日(月) | 3家族 |
社員家族の「職場見学会」 | 2022年8月10日(水) | 4家族 |
■ご家族の皆さんは、先ず内外構造(株)本社(本町)にてオフィス内の業務を見学しました。
子供たちは各部署へのスタンプラリーで景品をゲットです。こうして楽しみながらお父さんの会社の仲間たちとコミュニケーションを図りました。
構造物のメンテナンスに関係するクイズ大会を開催。子供達には少し難しい問題だったようですが、お父さんの仕事が少し分かりました。
■ご家族のみなさんはマイクロバスで尼崎の現場事務所に移動して、構造物の点検調査に関わる重機や器材の見学や体験をしました。
■尼崎現場事務所は阪神高速道路の高架橋の下に位置し構造物の点検調査に必要な調査車両や高所点検車両などの働く自動車が待機しています。
また、コンクリート構造物や鋼製構造物の損傷や劣化を調査する特殊な各種専門機器も管理保管しています。
今回は「高所点検車両のゴンドラ搭乗体験」「ひずみゲージによる体重測定」「ドクターパトの展示見学」「小型点検用ドローンの飛行体験」などを行いました。
現場点検の担当社員たちは何故かお相撲さんの格好でお出迎えです。子供たちへのサプライズです。
ご家族に構造物のひずみに係る力を測る機器「ひずみゲージ」の役目と仕組みをご紹介し、そのうえで「ひずみゲージ」を使ってお子さまの体重を正確に測定する体験をして頂きました。
高速道路上の道路面の損傷を点検する「ドクターパト」という調査車両です。自走しながら路面やその内部の損傷などのデータを採集します。そのおかげで道路交通を止めることなく都市活動の機能を確保します。子供たちやご家族の方々も興味津々のご様子でご質問などもいただきました。
構造物の形状はさまざまで点検員が目視できない箇所があります。そこでは小型ドローンのカメラによって点検確認します。そうした点検調査の方法などもご紹介して、お子さまとご一緒に小型ドローンの飛行体験をしました。
ご家族の職場見学会の企画運営も少しずつ慣れてきたようです。ご家族が楽しめる企画を考案しお仕事のことがらもやさしく分かるように工夫しました。ご家族の方々にはお父さんの仕事の様子を少しでもお伝えすることができたと思います。他の社員さんや仲間の方々とも家族ぐるみでコミュニケーションを図れるようになってきました。社内のコミュニケーションの幅が広がり内外構造株式会社としてのチームワークのパワーアップに繋がってきたのではないでしょうか。
「職場見学会」には3家族(内、お子さまは1歳から11歳までの6名)が参加しました。
業務上取り組みやすく、お子さまが参加しやすい学校の冬休み期間の12月25日のクリスマスの日としました。
大阪本社に出社集合して会議室にて「職場見学会」の内容とタイムスケジュールの説明をしました。そして各自自己紹介を行いご家族のコミュニケーションを図りました。
当社杉江社長とご家族さまの名刺交換をしました。ご家族さまの名刺は事前に作成してお渡ししています。ちいさなお子さまは知らない大人(社長)との名刺交換に緊張していたようです。
大阪本社事務所内では「職場見学会」に参加されたご家族様と他の業務中の社員らとのコミュニケーションもありお子さまは少し照れながら楽しそうな笑顔をこぼしていました。
お孫さまが参加された社員は社内では普段見せないデレデレの表情です。こうして、ご家族さまが職場におられる不思議な感覚から事務所内には和やかな親しみ感が広がりました。
ご家族の皆さんは当社の尼崎事務所に移動して現場業務の見学と体験をしました。
そこではクリスマスの日に関連して数名の社員はサンタクロースやトナカイに扮してご家族をお迎えし業務説明などの対応をしました。
また、お子さまにはサンタクロースからクリスマスプレゼント(お菓子)をお渡ししました。
業務体験にあたっては調査・点検業務をわかり易く説明を行いました。
その上で、安全なレベルの範囲でお子さまにも「はしご自動車のゴンドラ乗車」や「ひずみゲージよる体重測定」を体験していただきました。ご家族の点検体験では安全管理のもとにヘルメットや安全ベルトをしっかり装着して業務体験をしていただきました。
社員家族の「職場見学会」の成果はすぐに表れる訳ではありません。
すべての社員や従業員の方々の視点から、いろいろな制度やイベントなどを複合的に積み重ねて「やりがいのある職場」や「働きやすい職場」となるよう努めてまいりたいと思います。
内外構造株式会社ではさらにその先にあるインフラ構造物の高速道路や鉄道などを健全な維持管理によって、皆さんに安心して利用して頂けることが使命であると確信しています。それが「働きやすい環境づくり」の先にはあります。
弊社創立50周年を記念して、2022年8月10日(水)に従業員とその家族が職場を訪問する「職場見学会」を実施しました。
「職場見学会」の実施日は夏休みの期間に設定し、四家族の子供たちが参加しました。
まず最初に大阪市本町の本社会議室に集合し、仕事の概要と見学会の流れを説明しました。
その後、子供たちは杉江代表取締役社長との名刺交換を体験し、初めて見る名刺を不思議そうに見ていました。
オフィスでは、子供たちはお父さんのPCモニターに映し出された構造物3D図面やデータ画面など、デスクワークの様子を興味深く見ていました。
本社から移動して現場での体験も行いました。
兵庫県尼崎市の現場事務所エリアには、構造物を点検するための様々な設備があります。
子供たちは、道路構造物を点検する車両に乗り込み、走行しながら点検ができるドクターパトについて学びました。
コンクリートのたたき点検では、打音によってコンクリート内部の状態を聞き分ける体験をしました。
また、構造物を調査するためのひずみゲージを利用した子供たちの体重測定の体験、コンクリートテストの見学もしました。
子供たちの感想では「お父さんが働いている会社の見学ができて楽しかった」「お父さんが乗っている高所作業車に乗ることができ嬉しかった」「社長室の椅子がフカフカだった」などの声がありました。
子供たちはお父さんの仕事をすこし理解できたようです。
こうした取り組みが社員家族の仕事への理解を深めるとともに各家族どうしのコミュニケーションの親密性を高め、社員のモチベーションの向上を図れること。また、社員どうしの一体感の向上にも繋がるように期待しています。
これからも内外構造では「働きやすい環境づくり」を推進していきたいと考えています。