インフラ構造物の目視・たたき点検には点検員がバケット(はしご車=高所作業車) に搭乗して構造物に近接することが必要となります。それらの点検業務の安全性の向上と効率化を目的として点検員がバケットに搭乗して操縦する技術を競う選手権大会を当社が企画し2024年5月10日金曜日に当社の尼崎現場事務所のエリア内にて開催いたしました。実際の点検業務を想定したルール設定により点検現場での操作レベルの向上に寄与するものと考えています。
内外構造(株) 杉江功代表取締役社長の開会挨拶に始まり阪神高速技術(株) 佐々木一則取締役から励ましのメッセージがありました。
当社と協力会社6社の参加のもと総勢66名の競技者が操縦技術を競い、総合優秀者上位3位まで及び操作レベル毎(4タイプ)の優秀者を表彰しました。そして「指差呼称」の優秀者には「指差呼賞」を授与しました。
イベント会場では技術展示ブースを設け、現場を知らない社員などに点検調査の技術などの情報共有を行いました。
今回の選手権大会「はしご車の達人」の企画はその一環として社内からの声が上がりました。点検員は点検の技術だけではなくゴンドラの操縦技術も求められます。なぜなら点検員が的確なポジションに位置しなければ正確な点検判断が出来ないからです。今回も会社関係者のみなさんの前で自分の操縦技術を披露することは点検業務の自信となり伸びしろの自覚にもなると思います。