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2024年6月28日

【安全運転講習会・安全大会・業務報告会】2024年度

内外構造(株)及び阪神高速技術(株)そして協力会社が出席のもと『安全運転講習会・安全大会・業務報告会』を2024年6月14日(金)に本社ビル隣接の大阪国際ビル1705号会議室にて実施しました。

【安全運転講習会】10:30~11:35

安全運転講習会

阪神高速道路をはじめ関西に伸びる道路や鉄道の構造物を点検するためには各点検現場に点検員や機器を運ぶ自動車や高所作業車で移動することになります。つまり、毎日数台の点検業務の車両が高速道路や一般道を走行しています。それには、交通ルールと交通マナーのもとに安全に現地に到着しなければなりません。
企業が業務上において安全運転の元に無事故であることは社会的責任であり「安全運転講習会」を定期的に実施し点検車両にとどまらず営業車から自家用車まで全社をあげて交通安全の意識向上をはかっています。

  • 安全運転の講習

  • ビデオ上映「どう防ぐ 交差点事故」

道路交通法の改正や法令違反や反則行為など制度の情報を共有し、交通事故は防止できることの信念を持ち、自らの運転の癖と傾向を自覚し交通違反を絶対におこさず、未然に事故を予測回避する能力を養い身に着けます。更には助手席等の同乗者においても交通安全の確保に努める役割について学びました。また、近年社会問題化している自転車事故とマナーについても交通違反制度の情報を共有しました。
業務上においては作業敷地内での構造物等への接触事案の発生があります。これにおいても誘導員の連携や確実な安全確保の方法を指導しています。

【安全大会】13:10~14:55
  • 内外構造(株) 代表取締役社長挨拶

  • 来賓代表挨拶

内外構造(株)の「安全大会」は最大の危機管理の体制づくりとして位置づけられ、不測の事態に備えてあらゆる対処ができるように準備します。
現場業務での大怪我や生命にかかわる重大な事故や災害を想定し、安全に対する意識を高かめ、事故を未然に防ぐことや発生した事故に対処する知識と行動を共有します。

令和5年度業務において、当社協力会社評価規程に基づき高い評価を得た協力会社3社に対しその功績を称え表彰しました。

協力会社3社の表彰

《令和6年度 安全管理活動基本方針》

重大インシデント“0”を目指す

重大な事故や災害が起こった可能性があると認められる事象が無いことが危機回避の指標となります。それは人の心のすき間の不注意や偶然が重なって発生します。準備の段階から現場作業、片付けまでの安全規定ルールをルーティン化するとともに現場スタッフ同士の全体で安全管理を監視やチェックをすることで基本方針の重大インシデント“0”を目指します。

安全管理活動基本方針の発表

《安全管理目標》
  1. 墜落・転落事故“0”
  2. 接触事故“0”
  3. 交通事故“0”

重大インシデント“0”を目指すためには具体的な管理目標のもとに危機管理の自覚を喚起します。慣れた点検現場の作業には正確な判断、そして効率化も身についていきます。しかし、けして安全のための手間と時間は揺るぎない安全意識で管理しなければなりません。

安全についての講習

《防災マニュアル》

地震、津波、風水害、火災、その他の災害に対処するため、平常時においてどのように活動し、災害に直面した時にどのように行動するかを具体的に定めています。

内外構造(株)の社会的責任として災害発生時の場合に次の3つの基本方針を定めています。
一、社員等の安全を守る。
一、災害発生後においても、会社が現状の事業を継続し、社員等の雇用を確保する。
一、災害発生後における早期の事業再開と復旧、ならびにそれらの情報を顧客に対し的確に提供することにより、顧客からの信頼の維持を図る。

【業務報告会】15:10〜16:15

点検調査業務では特別な現場や特異な構造物また劣化進捗の早い部位など構造物の状態とともにそれらのデータを共有しエンジニアたちは質疑応答のもと知識と能力を高めあいます。今後さらなる現場のデータ収集に加え、対策として構造物の品質向上や措置効果が持続する材料開発なども重要となります。

内外構造(株)では新しい技術の取組みの一環として点検支援となる高精細カメラによる点検研修を行いました。その結果を今回の業務報告会で発表しました。

高精細カメラによる点検研修(点検現場と社内の分析)のようす

協力企業からも点検調査の緻密な報告があり、詳細調査まで行い構造物の現状と分析データの報告が在りました。

  • 調査報告の発表

  • 調査報告に対する質疑応答

  • トンネル構造の点検状況の報告

  • トンネル内損傷状況の報告

点検業務の報告によって他の現場での点検個所や点検方法またその損傷やその進捗など、まるで病院の患者さんの健康状況と対処をドクター同士で共有するように、現場の現状を社内のエンジニア同士で共有しているわけです。
こうした業務報告会によって幅広い現場技術のノウハウを知りエンジニアとして対応の幅を広げるとともに新しい技術の開発や取組みへと活かすことになります。

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